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10. 湯島天神

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  合格祈願の絵馬であふれる東京・湯島天神 

 2月のある日、東京・御茶ノ水に近い順天堂大学付属の病院で名前が呼ばれるのを待っていた。なぜ病院かというとそもそもの始まりは2008年4月25日、伊勢神宮ですよ。ご遷宮の鎮地祭を見ようと、わが家から神宮内宮までの約2キロの道のりをいつものように、いやいつもより足早にせっせと歩いていたとき、少し傾いた曲がり角で左足をグジッ!痛っ!と思ったが、それよりも急がねば。20年に一度の行事に遅れてしまいそうだ。

12-CIMG2835.jpgせっせと歩き続けて式の始まる前には新社殿が建てられる御敷地に到着。ところが周りには注連縄が張りめぐらされ、式が近づくと立っていた場所も後退となり、見えるは石垣のみ。まあ伊勢神宮ではよくあることなので締め出された者同士でしばしおしゃべり。そのなかのひとり、毎月大阪から車を運転してお参りにきているというちょっと変わったおばちゃんが磯部の伊雑宮へ行くというので同乗させてもらった。

その後、月読宮へ回るおばちゃんと別れてひとり神宮文庫への坂を上って一年に数回の一般公開を楽しんだ。夕方、家に帰りついて歩数計をみると2万歩以上も歩いていて、疲れがドッと出た。左足が痛んだが歩きすぎだと風呂に入って寝た。

それからなんとなく足の具合が悪くて気にしながら二週間が過ぎた。5月8日夕、伊勢市駅前で買い物を済ませて外へ出たとき、「ボキッ!」と不気味な音がして左脚の膝がくず折れた。動転して、すぐさまタクシーで近くの外科医院へ直行。運転手さんに助けられてなんとか受付までたどりついたというのにお医者さんはさほど驚いたふうもなく、「大丈夫ですよ、注射を打ったら治ります」と微笑みを浮かべた。

膝関節の捻挫と診断されたが四ヵ月を経ても痛みが消えない。捻挫にしてはおかしいぞと疑問と不安が交錯する。インターネット情報を検索し、アマゾンで取り寄せた捻挫や関節の本をむさぼり読んで見込んだのが順天堂大学付属病院の整形外科トップの黒澤尚先生。9月に上京して先生の診察を受けると、「稀に見られる大腿骨内顆骨のトラブルでしょう」ということで聞いたこともない病名を上げられ、「治るんですか?」と恐る恐る尋ねるワタシは、「治らなきゃ診察する気になれませんっ!」と一喝された。正確な診断はMRI検査後となったが、痛みについて納得できる診断が出てホッ。それからは先生の指示に従って、朝な夕な、ときには昼もせっせと筋力体操の日々をおくる。

その甲斐あってか、今年の2月に診察に訪れた頃にはほとんど痛みもなくなり支障なく歩けるまでに回復していた。触診を終えた黒澤先生も
、「よ~し、よし。もうちょっとだ」とご機嫌
。うれしや、うれしと外に出るとぽかぽか陽気でこれまたうれし。そうだ、湯島の梅が咲くころだ。ひさしぶりに行ってみようか。かっては歩き慣れた道なのにうっかり曲がり角を見過ごしてしまい、ぐるりと遠回り。足を引きずり、湯島天神への坂を上る。    
   
10-R0017796.jpg湯島天神では梅まつりが始まっていたが300本の梅のほとんどはつぼみ固し。それに代わって
境内を彩るのは合格祈願のおびただしい絵馬、絵馬、絵馬…。

そんななか、ご本殿の参拝所に据えられしは伊勢神宮参拝の呼びかけとご遷宮へのご協力のお願だった。
ちょうど神主さんのお姿が見えたので、「伊勢から来たものですが…集まってますか」と尋ねると、「いや、なかなか…」と苦笑された。学問の神さん、菅原道真公をおまつりする湯島天神へお参りに来られるみなさんは今、ご遷宮どころではないようだ。

境内は梅まつりの出店で賑わっていたが陽が傾いてくると寒い。ほかほか上がる湯気につられて酒まんじゅうをひとつ。温かくてなかなかにうまい。「もひとつ、くださ~い!」と大きな声を上げる。ふたつもまんじゅうを食べればなにかが飲みたくなる。また湯気につられて甘酒の店へ。一杯300円もするの?伊勢神宮参道のはもっと安いよと店のひとにぼやきながらふーふーっしながらひと口すすると、うまいっ!絵馬をながめながら過ぎ去りしわが受験時代を思いつつ、湯島の甘酒をすする。




               受験の悩みのないひとは絵馬見物を楽しみ…
            18-R0017754.jpg

      

                    受験まっ最中のひとはひたすら合格を祈願する

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mimosusor

Author:mimosusor
伊勢に生まれながら小さいときから都会大好き。中学校を終えると、ひとりで大阪の学校へ進み、その後は東京で就職。しかし、日本最大の都会にも物足らず、世界の大都会ニューヨークへ。あぁ、ここぞ探していたわが棲み処、もう動くまいと感涙にむせびながら腰を下ろしてから十余年。

仕事で一時帰国していたとき帰郷したのが事の始まりというか終わりというか、「ニューヨークへ帰るの、やめた。伊勢に住む!」となりにけり。

そのわけ?なんたって伊勢神宮ですよ。何十年ぶりかで訪れた伊勢神宮をひとめ見るや打ちのめされてしまったのです。なにが、なにに、なにしたのか。その顛末はブログをどうぞ。

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