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29. どちらのどなたで?

             18-IMG_9716.jpg 
                        おや…? 


18-R0025639.jpg 
                      「あれっ?!」


18-IMG_1332.jpg 
                       「う…?」 

               
18-IMG_5375.jpg 
                       「む……」
                        

伊勢神宮の鶏たちの関心を集めているのはこのお二人です。神職さんが烏帽子をかぶった正装で朱の袈裟がけのお坊さんをご案内するなど滅多にないこと。その上、お坊さんにはお供のお坊さんが二人、さらによく見ると屈強の背広姿の男性二人がつかず離れずにぴったり。シークレットサービスか。
                       
18-IMG_5599.jpg  
 
    ご一行は一般のひとびとに混じって、ご正殿への石段をひっそりと上って拝所へ――
            
18-IMG_5562.jpg
                    
――と、すぐに出てこられて上りの石段を下りはじめたではありませんか。先導する神職さんは緊張に引きつったお顔で、お坊さんの前に立ちはだかるように石段を一歩ずつ確かめるように踏みしめ、横にもうひとり白着物の神職さんがお坊さんの足許を見ながら付き添い…後ろにはお供が二人。右横にシークレットサービスらしき男性が距離をおいてつかず離れず。 なぜ左にあるゆるやかな帰りの坂を通らず、みんなで危険な石段を下りられたのか。いや、それよりも、すぐに拝所を出てこられたということはひとつ垣を入っての御垣内参拝はされなかったということになる。神宮見物でもあるまいに、正式参拝を略されたのは、なぜか。

 18-IMG_5601.jpg  
ずうっと昔は神仏習合ということで神社が境内に寺を建てたり、神前で読経したりすることは珍しくなかった。しかし、伊勢神宮では五十鈴川を越えた、今の風日祈宮の奥辺りに僧尼遥拝所を設けてお坊さんの神域への立ち入りを制限していた。 

         「何事のおはしますをば 知らねども
                     かたじけなさの 涙こぼるる」

伊勢神宮を詠んだ最上にして永遠のお歌だが、これを詠んだ西行法師が涙こぼるる思いをされたのはご正殿ではなく僧尼遥拝所でだった。 西行を慕って生涯に六回も伊勢参りにやってきた芭蕉も旅がしやすいように僧侶姿であったため、ご本殿でのお参りはかなわずその口惜しさを俳句に残している。 

今では
お坊さんの参拝もよく見かけるが、このご一行の参拝風景はどこか違っていた。敬意を表して、正面から撮影した写真は控えたのでお坊さんの上品なお顔をお見せできないのが残念だが、どちらの高貴なお方か、鶏ならずとも知りたいものだ。


18-MG_5414.jpg
            
                  

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mimosusor

Author:mimosusor
伊勢に生まれながら小さいときから都会大好き。中学校を終えると、ひとりで大阪の学校へ進み、その後は東京で就職。しかし、日本最大の都会にも物足らず、世界の大都会ニューヨークへ。あぁ、ここぞ探していたわが棲み処、もう動くまいと感涙にむせびながら腰を下ろしてから十余年。

仕事で一時帰国していたとき帰郷したのが事の始まりというか終わりというか、「ニューヨークへ帰るの、やめた。伊勢に住む!」となりにけり。

そのわけ?なんたって伊勢神宮ですよ。何十年ぶりかで訪れた伊勢神宮をひとめ見るや打ちのめされてしまったのです。なにが、なにに、なにしたのか。その顛末はブログをどうぞ。

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