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31. 収穫に感謝

 
18-IMG_9333.jpg    
        
猛暑が続くが暦は9月。そろそろ伊勢神宮の田圃の収穫が始まる頃だ。今年はいつからか、知り合いの神職さんに聞いてみよう。そう思いながらテレビをつけたら、「伊勢神宮の、新米を刈り取る儀式「抜穂祭」(ぬいほさい)が本日、神宮神田で行われました」ですと?!

大宮司を先頭にした神職さんの列が畦道を進む。豊かな実りに感謝する祝詞が奏上されると白い衣装をつけたひとたちが田圃に入り、稲穂を鎌で刈り取る。そして、畦に並べた稲穂を一本ずつ手に取り、丁寧に鞘から稲穂を抜きとっていく――ハイハイ、よく知っています。この風景も写真や映像で何度も見ましたよ。でも、一度はこの、わが目で見たいのです。それなのに、また今年も逃してしまった。

11-IMG_9341.jpg稲を一本ずつ手で抜いていくのは、まだ鋭利な鎌がなかった太古の昔の名残り。そんな悠長なやり方でどれほどの米が収穫でき、誰がどれほどの米を口にできたのか。ひと粒の米のありがたさは計り知れない。

総面積3ヘクタールの神宮神田にはうるち米やもち米、数種類が栽培されており、9月いっぱいをかけて早稲から順に収穫していく。

収穫された抜穂は神田で乾燥させた後、内宮と外宮に納められて、10月15日の神嘗祭と、12月と来年6月に行われる月次祭(つきなみさい)に供えられる。

伊勢神宮の元神職の矢野憲一氏は著書「伊勢神宮の衣食住」で、日本人にとって米は単なる農作物ではなく、神の魂を宿すものであり、稲作は天照大神とこの瑞穂の国とが交わした永遠の約束事であると書いておられる。


「日本書紀」によると、天照大神は、孫のニニギノミコトの降臨に際して、自らが高天原で植えておられた稲種を日本国民の主食とするようにと託された。「いただいたのではなくお預かりした稲種なのだからお返しをせねばならない。そこで、今年も約束を守り、見事に稔らせましたと感謝をこめてまず大神に初穂を捧げる神嘗祭をするのである」(「伊勢神宮の衣食住」より)。
  
抜穂祭の翌日も太陽が照りつけ、気温は35度。しかし、早く行かねば田圃に広がる稲穂の刈り取りが進んでしまう。やっと重い腰を上げて田圃へ出発!小さな旅は10分ちょっと、タクシー代1,250円。なぜ昨日来なかったのかと田圃の入口で、ひとり地団駄を踏む


儀式を終えた神宮神田では、近代農法で収穫が進んでいた。

18-IMG_9533.jpg

  神さま、お約束どおり米作りに精をだしたおかげで、今年もこんなに収穫できました。
  今月いっぱい、どんどん収穫していきますので、10月の神嘗祭を楽しみにしていてください。 

18-IMG_9608.jpg 


    機械を使っての刈取りとはいえ、働くひとたちの姿はいかにも神宮らしい。

18-IMG_9445.jpg 


    来年こそ初日の抜穂祭に行きますので、どうぞよろしく 

18-IMG_9327.jpg  




     
   

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mimosusor

Author:mimosusor
伊勢に生まれながら小さいときから都会大好き。中学校を終えると、ひとりで大阪の学校へ進み、その後は東京で就職。しかし、日本最大の都会にも物足らず、世界の大都会ニューヨークへ。あぁ、ここぞ探していたわが棲み処、もう動くまいと感涙にむせびながら腰を下ろしてから十余年。

仕事で一時帰国していたとき帰郷したのが事の始まりというか終わりというか、「ニューヨークへ帰るの、やめた。伊勢に住む!」となりにけり。

そのわけ?なんたって伊勢神宮ですよ。何十年ぶりかで訪れた伊勢神宮をひとめ見るや打ちのめされてしまったのです。なにが、なにに、なにしたのか。その顛末はブログをどうぞ。

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